こんにちは、Yoshiです。
学生時代は陰キャとして過ごしてしまい、社会人としてやっていけるのか?という不安を抱えている人は少なからずいるのではないかと思います。
かくいう、私がそうでした。
そして、実際その不安は的中。入社してからかなり長い年月、仕事に自信が持てない時期が続きました。7年位。長いですね。
この記事では、仕事ができない時期の悩みと、それに対する改善マインドを紹介したいと思います。
何がダメなのかもわからず
仕事ができない自分を抜け出せない・・・
僕の体験談を話します。
参考になる部分もあるかと思います。
《目次》
1.結論:仕事ができない理由は、”自分で考えていないから”
2.理由:
- 自分で良いと思えないことをしても良い結果にはならない
- 周りに流され、自分なりの価値を提供できない
- 周りに考えることを任せてしまい、自分の経験にならない
3.改善マインド
- すべて”自分”がどうすべきか考える
- 仕事には100点を求められるものと、70点を求められるものがあることを知る。そして、”自分”がいいと思った進め方を完成度10%でいいから上司に話す
- ”自分”が改善したいと思ったことを、小さく始めてみる
陰キャサラリーマンブロクなので、その視点も踏まえて書いていきます
1.結論:仕事ができない理由は、”自分で考えていないから”
きつい言い方だと思いますが、結論はこれだと思っています。
入社先や異動先で、まずは導入教育や業務説明を受けると思います。
新入社員は特に、
- 教えてもらっていることだけ理解していれば良い
- 説明されていないことで問題が起きても、私の責任ではない
こういう思考になりがちじゃないでしょうか?(過去の私のことですね)
この思考を持っている人は要注意だと思います。なぜなら、業務遂行の時にも似たような考えに陥り、”やらされ仕事”につながります。
例えば、
- 教えてもらっていること以外できない
- 指示された内容だけやる
- 説明されていないことは、考慮する必要なし
といった具合です。
確かに、説明・指示の無いことを考える必要は無いように思います。
だって、要求されていないのですから。
ですが、これは仕事ができないマインドだと思っています。その具体的理由を述べていきます。
2.”自分で考えない”ことで仕事ができなくなる理由
なんとなく自分で考えないことは仕事できないことにつながることは想像つきますが、その具体的な理由を述べていきます
①自分で良いと思えないことをしても、良い成果にはならない
会社で仕事をしていると、”なぜこんなやり方しているのか?”と疑問に思うことがあります。
私の体験上、その時に取るアクション次第で、成長スピードの明暗が別れます。
大きく分けると次の2つです。
- 思考停止して元々の方法を取り続け、ミスの温床になったり余計な工数を発生させる
- ”もっといい方法はないか?”と考え改善に着手する
”もっといい方法はないか?”と思わず、思考停止していると「1」のアクションになりがちです。
一方、”自分はこうしたい”という思いを持っていると「2」のアクションに繋がりやすいと思います。
「2」のアクションを取り始めると、
- やりたいこと実現のために、必要な情報の調査や、スキル習得を始める
- 他の業務に対しても、自分なりに改善案を思いつくようになる
自分で考え始め、行動を始めると、得られるものが違います。
数年後、どちらのアクションを取っている人が仕事出来るようになるかは明白かと思います。
②周りに流され、自分なりの価値を提供できない
周りは”いいね”と言ってるから、いいか!となりがちですよね。
打ち合わせや話し合いで、周囲が良いと思っている結論に至っているときに、
”これでいいのか?”
と思いつつ、周囲がOKと言っているから大丈夫か!とその決断を周りの責任にしてしまうことありませんか?
些細なことであれば、周りの結論に乗ってしまったほうが早いこともありますが、やばいんじゃない?と思うことは手を上げたほうがいいと思います。
その気付きが価値だからです。
会議にいつもいるけど、発言しない人いないですか?(過去のわたしですね・2回め)
自分で考え、発言しないと、意思決定に価値を与える人材にはなれません。
③周りに考えることを任せてしまい、自分の経験にならない
仕事をしている中で、
”このあと、どう進めたらいいんだろう・・・”
こんな悩みを抱えることが多いと思います。
不安であれば上司の判断を仰いでしまうのがいいと思いますが、その時のNGワードがあります。
それは、”どうしたらいいですか?”です。
すなわち、考えることを上司に丸投げすることです。
これは、
- 上司の頭を使ってインスタントに済まそうとしている
- 担当業務に付加価値を与えようとしていない
といったような問題があります。
上司の判断の結論だけインスタントに実行することになるので、その仕事から得られる経験値は非常に少ないものとなります。
3.改善マインド
マインドを変えることで、負のスパイラルから抜け出すことができます
コツは”小さく始める”ことです
①すべて”自分”がどうすべきか考える
・この仕事がうまく行かないのは、このやり方で続けてきた前任が悪い
・前工程の仕事が遅いせいで自分の仕事が進まない
なんてことはよくありますよね。
では、どうすれば良くなるか?を考えるべきです。
前任のやり方が悪ければ変えればいいし、前工程のしごとが遅ければ、こちらが早めに期限をきる等、自分で出来ることは多々あります。
自分が出来ることを考えずにいると、どんどん自分で出来ることが縮小していきます。経験上。
「これはあの人が悪い」「あれは今のファイルではできない」等、できない・やらない言い訳をし始めてしまうからです。
自分で出来ることをやろう!とマインドを変えても、すぐに大きく変えることは難しいと思います。
まずは、本当に小さなことから、自分に出来ることをやり始めるのがいいと思います。
小さくても、できたことを積み重ねることで自信にも繋がります。
②仕事には100点を求められるものと、70点を求められるものがあることを知る。そして、”自分”がいいと思った進め方を完成度10%でいいから上司に話す
仕事に正解があるのは、実績集計などの数字仕事に多いです。
正解の無い仕事のほうが多く存在しています。
こういった仕事を取り掛かる時にありがちなのは、”完成してから上司に相談しよう”というスタンスです。
これは、仕事の効率を大きく下げることになります。
そして、結局時間だけが経ち、上司に仕事の進め方を頼り切ることになります。
そして、自分ができないことを改めて実感させられるという・・・
これを脱する方法は
”自分の考えをインスタントに箇条書きにし、上司へ報告する”
です。
実は、パッと思いついたことは大体方向性があっていることが多いです。
まずは10点でいいので、上司に進め方を話します。
そしたら次は50点くらいで報告してしまっていいと思います。
大事なのは、”方向性を間違えないこと”です。
最初に小さくでも上司と方向性をあわせることが大事です。
そして、方向性さえあっていれば、70点くらいの仕事でも十分価値があります。
というか、人によって100点は異なるので、そこは目指してはいけません。
③”自分”が改善したいと思ったことを、小さく始めてみる
これもとても大事です。
例えば、手入力していたエクセルに簡単な計算式を入れるとかでもいいと思います。
”自分が考えた良いことが形になる”ことが大事です。
形にしないと、絵に書いた餅となってしまいます。
そして、餅をどれだけ立派に書いても意味ありません。
「自分は素晴らしい構想を持っているんだ!」という人がいたら、その構想のほんの一部でも早く形にすることをおすすめします。
一歩目が一番踏み出しにくいからです。
これも、立派にやる必要はありません。
本当に小さいことから始めるのがいいと思います。
そして、その小さな改善を積み重ねることで、気づいたら自分ができていることが増えていることに気づくことかと思います。
できないと嘆きたくなるのはとてもわかります。
でも、小さくても改善していけば、次第に上向きになり始めますよ
千里の道も一歩からです。それでは。
コメント